【AMサイドバンド、フィネス計測法】
AMサイドバンド法によるフィネス計測法を説明しましょう。図のようにFP共振器から戻ってきた光を偏光ビームスプリッターPBSで反射してPD.1で検出します。安定化レーザーにEOMでかけている変調周波数12.8MHzでDBM Double Balanced Mixerでヘテロダイン検波をして周波数サーボで制御します。共振器の透過パワーをPD-2で検出すると、右図のような透過スペクトルが観測されます。良く教科書で見る干渉計では、100%反射のミラーを2枚合わせて干渉計を構成すると、理論的にはちょうど共振した周波数で透過率が100%になると書かれています。100%反射のミラーなのに、2枚を干渉させると、透過率が100%になるというのを不思議に思ったことはありませんか。実際に実験してみたら、学生実験の結果は中心周波数でもせいぜいが透過率は50%程度で、それ以上透過率が高くなる経験をした人は少ないでしょう。
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