【そしてついに 6fs パルスに到達した。】
そしてShank達は1987年3月、ついに6fsパルスに到達しました。回折格子対による群速度分散の補償では、2 次分散までは完全に補償できたのですが、それ以上の高次分散の問題がありました。1969 年に回折格子対で 2 次分散が補償できることを指摘した Treacy は同時に、3 次分散の問題を指摘していました。実際、1986年にはChristov & Tomovはファイバー回折格子においても同様の問題があることを認識していました。その結果、その後の時間分解分光の研究では 3 次の位相乱れがパルス幅限界を与えることが示され続け ました。そこで、Shank らは図に示したように、回折格子対に加えて、図に示したような プリズム対を挿入し、2 次分散だけではなく、3 次分散まで補償できることを示しました。
無料ユーザー登録
続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
- @optipedia.info ドメインより登録の手続きを行うためのメールをお送りします。受信拒否設定をされている場合は、あらかじめ解除をお願いします。
- Gmailをお使いの方でメールが届かない場合は、Google Drive、Gmail、Googleフォトで保存容量が上限に達しているとメールの受信ができなくなります。空き容量をご確認ください。