【LiF-F2-カラーセンターレーザー T. Basiev 1982 年】
  ロシアが特異にしていた波長可変固体レーザーがカラーセンターレーザーで、中でも LiF:F2-センターはロシアの研究ではよく使われました。カラーセンターレーザーは Bell lab の Mollenauer によって 1975 年に報告されましたが、1977 年頃からロシアでの研究が活発になり、ロシアの方が研究の中心になりました。その代表者が T.Basiev で、筆者とは同じ年に OSA Fellow となり、筆者が創設した国際会議 Laser Ceramic Symposium の常連でフッ化物セラミックの研究をリードしました。筆者より若かったのですが、2012 年に亡くなりました。

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