【重力波研究は役に立った、という結論】
重力波研究のために始めた周波数安定化レーザーと超高品質ミラーの開発は、産業技術とかけ離れているため、当初はアカデミアの趣味的な研究と受け取られた。しかし、その中で必要とされた、超平滑研磨+IBS低損失薄膜技術はその後、光通信分野でも必要な技術となり、その重要性が再認識されることになった。そして、このような超高品質ミラーを開発するためには、まず光学パラメータの精密計測の重要性が明らかとなった。測定できないものは技術を改善することもできない。また、ppmという極微の損失を測定するには、高フィネス光共振器による増幅効果の利用が不可欠であった。
無料ユーザー登録
続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
- @optipedia.info ドメインより登録の手続きを行うためのメールをお送りします。受信拒否設定をされている場合は、あらかじめ解除をお願いします。
- Gmailをお使いの方でメールが届かない場合は、Google Drive、Gmail、Googleフォトで保存容量が上限に達しているとメールの受信ができなくなります。空き容量をご確認ください。