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「響−! 早く早く!」
ゆう子先輩の呼ぶ声で響は目を覚ました。
ベッドから身を起こし、周囲を見まわした響は、寝ぼけ眼をこすり、ゆう子の声が窓から聞こえることを知覚する。
「ゆう子……先輩?」
窓に目を向ければ、まぶしい朝日がカーテン越しに差し込んでいる。

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