《アンコ》は寝床にしている白い籠から顔を出し、室内の様子をうかがった。

お風呂からあがったばかりの紅光響はピンク色のパジャマに着替え、ベッドの上で膝をかかえたままうずくまっていた。
普段、黄色のリボンでふたつくりにしている髪も、いまは降ろされて、かすかにシャンプーの香りを放っている。

(響、話したいことがある……)
《アンコ》が媒質通信[オプト・リンク]を飛ばした。
階下の家族に話し声が漏れ聞こえないためだった。

無料ユーザー登録

続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
SNS(Facebook, Google+)アカウントが持っているお客様は、右のサイドバーですぐにログインできます。 あるいは、既に登録されている方はユーザー名とパスワードを入力してログインしてください。
*メールアドレスの間違いが増えています。正しいメールアドレスでないとご登録が完了しないのでお気を付けください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目