「本州への大規模核攻撃……!?」

鷲尾は声を抑えて訊ねた。

「『かの国』はそう言ってきている」

電信の相手は『アポロン』参謀本部の飯田本部長閣下だった。艦長代行から正式に《エスピランサ》艦長への就任を伝えた彼は、つづいて『アポロン』に送られてきた『かの国』による最後通牒を伝えたのだった。

日本への核兵器総攻撃。あまりにもむちゃくちゃな『かの国』の恫喝に、さすがの『アポロン』本部も動揺しているらしかった。

「どうやら連中は、本気で日本人を根絶やしにするつもりらしい……そこまで日本人が憎いということか……」

部長は大きなため息をついてから、

「攻撃を止めたければ、《エスピランサ》を供与するように言ってきている」

と明かした。

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