現代の量子力学においては原子のエネルギーは離散的であることが広く知られているが、それまではエネルギーがどのような変化をするかは知られていなかった。

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上の写真の人物がジェイムス・フランクで彼はドイツの物理学者である。ユダヤ人であったフランクはナチス政府に反対しアメリカに逃れた。
下の写真の人物がグスタフ・ルートヴィヒ・ヘルツであり、彼も同じくドイツの物理学者であり、いくつかの大学における物理学研究所長を務めたが第二次世界大戦の影響をうけてその職を追われている。

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フランクとヘルツは放電管に希薄な気体を入れ、電圧を調整していくとあるところで気体原子がそのエネルギーを吸収し、その分電流が減少するため周期的なくぼみが生じる事を確認した。この実験から原子のエネルギーは離散的な状態をもつことが発見されたのである。

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この実験を通して二人は1925年にノーベル物理学賞を受賞している。ドイツを追われてしまった後も彼らはそれぞれで研究を続けている。特にフランクは原子爆弾の社会的、政治的影響を検討し大統領の諮問委員会に意見書を提出するなど優れた倫理観も持ち合わせた科学者であった。

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