エルンスト・アッベはドイツの科学者であり、実業家である。機械技術者であったカール・ツァイスの研究所で研究所長を務め、光学機器・精密機器の性能向上のために尽力した。
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彼は寸法設計装置製造のガイドラインとなる原理を提唱したことで知られている。計測の精度向上のためには測定対象と基準となる物質を同一軸上に配置する必要があるとしたアッベの原理は今日でも活用されている。

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1つの軸上に測定対象を挟み込む構造を持つマイクロメーターはアッベの原理に基づいて作られており、0.01mm単位で長さを計ることができる。一方、軸上から出た二本の腕を用いて計測するノギスは0.05mm単位でしか計測ができない事が知られている。上の図がマイクロメーター、下の図がノギスである。

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工場を運営していたツァイスが死んだ後、その遺産は全てアッベに与えられたが、最低限の金額を受け取り残りは全て棄権した。そしてカール・ツァイス社を工場と大学、町が協同体として企業の利益に与る事ができるような公益財団として運営していく事を決断する。
特許を全て開放し、財団内から私有と独占を排除したアッベはその後も財団の奉仕者として研究に励んだとされる。

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