誘電体あるいは不導体の電磁界に対する応答は、光学分野で特に重要である。

均一・等方な誘電体の効果を扱うには、マクスウェル方程式でε0εμ0μと置き換えればよい。位相速度υは、

3.58

真空中速度との比は絶対屈折率nであり、
3.59

比誘電率KEと比透磁率KMを用いると、

3.60

赤外からマイクロ波領域では、透明な磁性体が存在するが、可視域の透明物質は本質的に非磁性体である。比透磁率の1からの偏差は2-3 x 10-4を超えることはない。KM=1とすると、マクスウェルの関係式、

3.61

を得る。KEの周波数依存性を分散とよぶ。

 

参考文献

E. Hecht 著、尾崎義治・朝倉利光 訳「ヘクト 光学 I 」第9版 丸善(2013)