焦点深度
レンズと像面の距離を変化させても、画像があまり変わらない範囲が存在する。その範囲を焦点深度とよぶ。許容される像のボケは、使用用途によって異なり、例えば、写真レンズの場合、許容錯乱円径をεとすると、焦点深度は、
と表される。

図1: 焦点深度
なお、顕微鏡などのように、回折限界で使用する光学系の場合、焦点深度は、
(λ: 波長、NA: 開口数)
で表される。
被写界深度
一方、像面ではなく、物体面とレンズ間距離の許容範囲、つまりピントが合っている範囲を被写界深度と呼ぶ。図2のように、被写界深度にある物体の像は、焦点深度内に存在する。
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