導体を強制減衰振動子の集合とみなす。その一部は自由電子に対応し復元力を持 たない。他は原子に束縛されている(分散を参照)。
金属の光学的性質は主に、 伝導電子が決めている。振動している電子の変位 x(t) は、

Formula 351分散の式(3.66)

(式1)

 で与えられる。復元力がないときは ω0 = 0 であり、(誘電体のときとは異なり、) 変位は電界に対して180°位相ずれがある(図)。

Figure 4.57

 

図 束縛電子および自由電子の振動

無料ユーザー登録

続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
ログインパスワードをメールにてお送りします。 間違ったメールアドレスで登録された場合は、改めてご登録していただくかお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目