ソフトウエアアルゴリズムとサーマルイメージングを統合し暗闇での顔認証に

顔認識は相変わらず簡単ではないが、主に特殊ソフトウエアアルゴリズムにより進歩が見られる。アルゴリズムは、顔の検出で周囲環境から手がかりを引き出し、次に顔の特徴を分析して分類する。これは可視光画像の既知のデータベースと対照した同定プロセスで役立つ。米国陸軍研究所(ARL)の研究者は、しかし、サーマルイメージングと人工知能(AI)を利用することで顔認識を一歩前進させ、微光条件あるいは夜間でも顔認識が行えるようにする(1)。
 夜間の監視や他の戦闘活動が契機となりARL技術は、人の顔の従来型熱画像、つまり人の顔の旋光分析熱画像を撮り、見えるままの画像を合成しようとしている。これは、次にバイオメトリック顔データベースに蓄積された包括的な可視光画像との対応を可能にする、あるいは標準民生用(COTS:Commercial-Off-The-Shelf)、またはオープンソース顔認証ソフトウエアを使って見ることができる。

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出典元
http://ex-press.jp/wp-content/uploads/2018/11/p13_wn_thermal_imaging.pdf