InterOpto 2013/ BioOpto Japan 2013

次世代型高輝度レーザバー


ドイツ・イエナオプティック社は次世代の高出力・高効率の波長8xx-9xxnm半導体レーザを発表。革新的なエピレーザ構造の採用により波長808nmのQCW バーから平均300W、ピーク500Wで寿命は4×109ショットを達成。また波長976nm、19エミッター、エミッター幅100μm、ピッチ500μm、共振器長2mmの実装パッケージで最大WPE=67%、80W出力時WPE=66%を実現している。ビームプロファイルは出力84Wで発散角SA=8°、FA=45°(出力の95%)。

消耗部品再生事業


「マシーンエイド」は、図面の無い部品を再製作する。さらに、その部品の高機能化を提案することも可能な新しいサービス。
 金型発のリバース・エンジニアリング(金型におけるスペアパーツを作る技術)と多彩な加工経験に裏付けされたリデザイン(新機能や機能性強化を目的に行う再設計)を組み合わせた独自のサービスである。
 古い設備や機械では図面がなく部品の再製作生が出来なかったり、メーカーの純正部品が高価であるような困難への対応、また、部品の機能性を高めたい、などの顧客からのいろいろな声に対応する。

スーパーコンティニウム光源


LEUKOS 社はXLIM 研究所から誕生した会社で、フランス国立科学研究センターとリモージュ大学の複合研究ユニットが基となっている。LEUKOS社は2006年2月に設立され、顧客志向の信頼性の高いスーパーコンティニウム光源(広帯域光源)を専門に研究・開発・製造・販売を行っている。
 そして、製品の特徴は出力バリエーション,UVオプション,小型パッケージバージョンなど多数のバリエーションを持っていることである。これにより顧客の要望に対応できるスーパーコンティニウム光源(広帯域光源)の選択肢を提供できる。

光学ケージシステム


TECHSPEC光学ケージシステムは、精密なロッド、プレート、及びマウントで構成され、カスタマイズや改造可能なオプトメカニカルシステムの構築を可能にする。システムデザインの変更は、光学マウントやアングルブラケットなどのシステム構成部品の位置を変えたり、追加したりすることで簡単に行える。各部品は個別に購入でき、光学系のカスタマイズや改造にも優れ、プロトタイプ用に最適。ケージシステムの構成部品は、高い耐久性を有するだけでなく、他社製ケージシステムよりも厳しい公差、より高い剛性、より優れた柔軟性を備える。業界最高のコストパフォーマンスを誇り、スムーズな移動、精密なアライメント、また正確性の向上を保証している。

カスタムモジュール設計


自社ブランドTOΔET(波長650nm、3.2mW)はLDモジュールをスタンダードタイプとし、更にアダプタタイプ、ファイバタイプ等、顧客の要求仕様、用途に合わせてモジュールの設計を提供する。

スリットスキャン式ビームプロファイラ


OPHIR-PHOTON(オフィール社レーザ計測機器グループ)の最新バージョンのスリットスキャン式ビームプロファイラ・ナノスキャンV2は、小スポット計測、UV〜FIR、ワイドダイナミックレンジ、ダイレクト入射、高出力ビーム解析:最大出力100W。GUI機能により、小さなノート型PCから、マルチモニタのデスクトップまで、どんなサイズのディスプレイにおいても操作性に優れたソフトウェアも充実。

高ピークパワーパルスタイプCO2レーザ


加工用レーザとして永年の信頼と実績を誇るシンラッド社がパルスタイプのCO2レーザ、Pulstarシリーズ(2モデル)をリリース。このレーザはシンラッド社のオリジナル技術により、高ピークパワー、速い立ち上がり、高繰り返し、優れた光出力安定度を実現。その結果、従来製品よりも速く熱影響の少ない切断加工やより小さな穴あけが可能となり、今まで以上に高い精度が要求されるアプリケーションに最適である。
 基本仕様は、モデル:p100/p250、ピークパルスパワー:400W/700W、ピークパルスエネルギ:190mJ/600mJ、平均光出力:100W/250W、最大パルス幅:600μsec/1000μsec、立ち上がり時間:<40μsec、繰り返し周波数:〜100KHz。

高性能多波長ビームコンバイナー


OBIS Galaxy は、8波長までのレーザ(波長405 nm 〜640 nm )の出力をシングルモードファイバで結合し、プラグアンドプレイの簡易操作を実現する多波長ファイバカップリングモジュールである。この堅牢で、コンパクトな偏波面保持シングルモードファイバを採用したコンバイナーは、OEMバイオ及び研究の両用途において、多種波長の装置導入を大きく簡素化する。多波長を同時もしくは交互に使用しながら多数の蛍光プローブやマーカーを励起する、フローサイトメトリーやコンフォーカル顕微鏡等のバイオ応用に最適。

近赤外ビューア


米FJW Optical Systems社の近赤外ビューアは、肉眼では見えない近赤外の光をモノクロイメージで見ることが可能。350〜1550nm までの放射、散乱、反射光を可視化でき、モニター表示も可能。軽量・コンパクトで持ち運びも簡単。ヘルメットや顕微鏡にも取り付け可能。電池で駆動し、生産ラインや研究室などあらゆる場所で使え、レーザなどのビームのアライメント、光学製品の品質検査、生物研究、高温点計測、指紋、臨床医学、化学分析、夜間の監視など広範な用途がある。

ハイブリッドファイバレーザ


Quasarは、10nsec以下のパルス幅にて業界最高レベルの高出力45W以上(225μJ)のUV光及び75W以上(375μJ)のグリーン光を出力し、繰り返し周波数を1MHzまで可変出来るハイブリッドファイバレーザ。業界初の新技術TimeShift ™機能を駆使した最適条件でのスクライビングにより、高スループット、高精度の加工を可能にした。ガラス切断、PCB穴あけ・切断、シリコンウエハダイシング、セラミックスクライビング等の多様な産業/OEM用途、超高速微細加工に最適。

高出力半導体レーザ


IPG フォトニクス社の半導体レーザは、高信頼性、低価格そしてコンパクトパッケージからの高出力が特長。
 ファイバーカップリングタイプ「PLD シリーズ」は標準製品として、波長974nm、コア径110μm(PLD-10.33は105μm 選択可能)でそれぞれ10、30、60Wがラインナップされている。

高精度光周波数測定


光周波数測定システムを新規に開発。外部変調器を用いたtwo-tone 信号発生技術を開発することにより、従来の測定システムでは装置に組み込むことが不可能であったtwo-tone 信号発生部を小型化することを実現。この発生部を光周波数スイーパとして活用することで、高精度な光周波数測定システムを構築。周波数帯域は40GHz、測定精度は1dB以下であり、10Gb/s のみならず、100Gb/s コヒーレント光受信器の測定に最適。

アルミブレッドボード


加工工場直販だからできる短納期・低価格アルミブレッドボード。100%社内設備にて加工するため高品質・高精度。規格品はもちろん、顧客の希望通りに設計・製作したカスタム品も2週間で届けることが可能。
 材料には圧延後面削したサーフェス仕上げ、又は精密圧延によりシビアな板厚精度を有し、上下面粗さ、平面度も高いレベルを実現した高品質材料を採用している。

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出典元
https://ex-press.jp/wp-content/uploads/2014/02/0042interopt_bioopto.pdf