テラヘルツ分光イメージングによる病理診断例を図1に示す。

図1: テラヘルツ分光イメージングによる病理診断例

テラヘルツ波の分光透過率について癌組織と正常組織は異なっている事が分かる(図1左)。この透過率に差のある周波数を使って2次元スキャンすることで、癌組織の位置を知る事ができる。図1の右図は周波数3.7 THzでのイメージング像である。この例では、吸収が大きい(正常組織)ほど赤く、低い(癌組織)ほど青色となるように着色している。この結果から、テラヘルツ分光では、癌組織の場所が特定に有用であり、迅速簡易診断への適用が期待される。

ページ作成協力、資料提供

静岡大学 電子工学研究所, 佐々木 哲朗 特任教授

無料ユーザー登録

続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
ログインパスワードをメールにてお送りします。 間違ったメールアドレスで登録された場合は、改めてご登録していただくかお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目