非線形光学定数の大きい結晶に強い光電場を与えることで、テラヘルツ波が発生する(差周波発生)。下記にテラヘルツ波発生で使用される有機結晶及び半導体結晶についてまとめた。
Rainbow Photonics社製品
- 差周波発生
- 励起波長1.2〜1.6 μm
結晶 | 位相整合 | 効率的な発生周波数 |
---|---|---|
DAST | 0.1〜17 THz | |
DSTMS | 800〜1700 nm | 0.3〜15 THz |
OH1 | 1200〜1460 nm | 0.1〜3 THz |
Eksma Optics社製品
- 光整流によるテラヘルツ波発生:2次の感受率の大きい媒質での差周波発生
- コリニアな位相整合
- フェムト秒チタンサファイアレーザーで励起可能
結晶 | 特徴 |
---|---|
ZnTe | 電気光学定数 r41: 3.9 pm/V |
GaSe | 41 THzまで発生可能 電気光学定数 r41: 14.4 pm/V 非線形光学定数 d22: 54 pm/V |
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