光センサには様々な方式が存在し、用途や測定波長によって適切な光センサを選ぶことが重要となる。光センサは光のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置であり、光エネルギーを吸収して電子を放出する光電効果や、光エネルギーによる温度変化によって電圧を生じる焦電効果を利用している。表1に代表的なセンサをまとめる。
表1 光センサの分類
利用効果 | 検出素子 | 特徴 | |
---|---|---|---|
光電効果型 | 光起電力効果 | ・フォトダイオード ・フォトトランジスタ ・太陽電池 |
高速応答 |
光導電効果 | ・CdSセル ・CdSeセル ・PbSセル |
低速応答安価 | |
外部光電効果(電子放出) | ・光電管 ・光電子倍増管 |
大型 | |
焦電効果型 | ・PZT系結晶 ・LiTaO3系結晶 |
赤外線の検出 |
参考
福田京平 著 「光学機器が一番わかる」技術評論社 (2010)
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