レーザーは、ほとんど広がらずに一直線に進むという性質を持っている(指向性があるという)。また、レーザーは、光子が集まってできたもので、光の強弱(光子の数)に限らず、光の速さは一定である(秒速29万9793km)。

鏡は光をほぼ完全反射するが、鏡でない物体も光を(一部)反射する。反射される前と後で光の速さは変わらない(光の強さなどは変わる)。

このレーザーの性質を利用して、2点の間の距離を測定することができるのが、「レーザー距離計(距離測定器)」である。レーザー距離計は、数10〜数100mまでの距離を、誤差1mm〜1cm程度で瞬時に測定できる。

レーザー距離計の使い方

レーザー距離計には、レーザーを射出するレーザー光源と、レーザーを感じる受光部品が付いている。レーザー距離計からでたレーザー光は、目標物(壁など)に当たった後、一部がレーザー測量器に戻ってくる。このとき、光が戻ってくるまでの時間を測っておくと、光の速さと、光が距離計と目標物間を往復するのにかかった時間から、レーザー距離計と目標物の距離を計算することができる。

レーザー距離計は、土木現場や、建築現場では無くてはならないものになっている。下記は、市販されているレーザー距離計の使い方を説明した動画である。

レーザーで測れるもの

無料ユーザー登録

続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
ログインパスワードをメールにてお送りします。 間違ったメールアドレスで登録された場合は、改めてご登録していただくかお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目