レーザースペックル血流計とは

レーザースペックル血流計は、非接触、リアルタイムで血流を計測する装置である。レーザー光を生体組織に照射して、血管内の赤血球により生じるスペックルパターンの時間変化を検出し、血流量を測定する。様々な箇所の血流量を測定することができる。

レーザースペックル血流計の原理

コヒーレンス(可干渉性)の高いレーザー光を生体組織のような散乱粒子の集合に照射すると、戻ってきた散乱光は位相が異なるため、結像面では干渉し合い、周囲にランダムな小斑点模様の光強度分布ができる。この光強度分布はスペックルパターンと呼ばれる。散乱粒子が移動するにしたがって、そのパターンも動的に変化すため、この変化から散乱粒子の移動速度を測定することができる。この光変動は数kHzまで広がった雑音性の信号で、その帯域は生体表面から深さ1 mm程度までの平均的な血流速度に比例すると考えられている。

レーザースペックル血流画像化法

イメージセンサなど多数の受光素子でスペックルパターンの時間変化の検出し、パターンの時間変化率から、血流分布を2次元画像として表示する方法を、レーザースペックル血流画像化法という。

参考文献

  • [1] レーザーハンドブック, p. 975~p. 976