OCTサンプル光学系における光軸方向の応答を点状反射体というよりは平面に対する共焦点の信号として表現する。平面の反射鏡からの理想的な共焦点顕微鏡の検出信号は光軸に沿った反射鏡の位置の関数として以下のように表される(OCTのサンプル光学系をより正確に扱うには、反射モードの共焦点顕微鏡として光学系を評価する方が適切である)。
ここで、uは規格化した光軸方向範囲パラメータであり以下の式であらわされる。
共焦点顕微鏡の光軸方向のピーク信号は深さ方向の限られた領域の情報を与える。これはOCTサンプル光学系の焦点を通った光学軸上の反射体からの信号を強度信号へ変換している。この関数の長さがOCTシステムの光軸方向の応答と同程度となるならば、OCTシステムの全ての光軸方向の応答は、正確にこれら二つの関数の畳み込みで表現される。この解析におけるOCTシステムはOCMとして知られるものである。
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