蛍光顕微鏡は試料から発する蛍光を検出してイメージングを行う光学顕微鏡である。

図1に蛍光顕微鏡の概念図を示す。

蛍光顕微鏡の概念図

図1:蛍光顕微鏡の概念図

光源には超高圧水銀灯やキセノンランプ、紫外線LED、レーザー光源(Ar、Ar-Kr、He-Ne、He-Cd、半導体、Ti:S等)などを用いる。光源からの光は干渉フィルターで特定の励起波長の光のみを抽出される。干渉フィルターを通過した励起光はダイクロイックミラーで反射されて、対物レンズに入射する。励起光は対物レンズで集光され、試料に照射される。試料から発生した蛍光はダイクロイックミラーを通過し、検出器前の干渉フィルターを介して検出器で検出される。検出器前の干渉フィルターは迷光などのノイズをカットするために設置されている。

蛍光顕微鏡の構成

蛍光顕微鏡の構成には共焦点レーザー顕微鏡と同様に、透過型と落射型(エピ型)がある。透過型の蛍光顕微鏡は構造が簡単だが、現在では技術革新の結果から高性能化の余地が大きい落射型の蛍光顕微鏡が中心となっている。