レーザーの波長が小さいほど、レーザー光を構成する光子のエネルギーは大きい。同じ加工物でも、受け取る光子のエネルギーの大きさによって反応(加工原理)が異なる。
紫外域 | 可視域 | 赤外域 | |
光エネルギーの変換先 | 電子のエネルギー | 振動エネルギー (熱エネルギー) |
|
加工の原理 | 物質の化学結合の切断 | 物質の溶融や熱膨張 | |
温度の特長 | 温度の影響を小さいくしたいときに使う | 熱に弱い物質には適さない (溶けてしまう) |
|
加工精度 | 波長が短いほど微細な加工が可能 (集光できる最小スポットサイズは波長と同程度) |
参照