液晶ディスプレイ(LCD)

液晶は光を発しないため光源が必要である。

液晶ディスプレイ(Liquid crystal display、LCD)には、バックライトのある透過型液晶ディスプレイとバックライトのない反射型液晶ディスプレイ(電卓など)がある。
今回は透過型液晶ディスプレイの説明をする。

  1. 光源となるバックライトからは、多様な方向に振幅成分を有する白色光が射出される。
  2. 白色光は偏光板1によって、特定の方向の振幅成分(直線偏光)のみを通過する。
  3. 直線偏光の入射光は、液晶層を伝播しながら液晶の屈折率異方性(複屈折)によって偏光状態が変化する。
  4. 液晶層を通過した光のうち偏光板2を通過できるものが表示光となる。
  5. 液晶層に印加する電圧を変化させて、光の偏光度を制御し表示光の明るさを制御する。
  6. 画像信号によってRGBの光の強度を制御することでディスプレイとして機能する。
LCD1

図1:液晶ディスプレイの模式図

LCD

図2:液晶ディスプレイの駆動原理

参考文献

森竜雄著, “今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい有機ELの本,” 日刊工業新聞社 (2008)