米国ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の発電炉用レーザー
レーザー核融合研究の物理的な実証実験は最終段階になっており、研究開発の方針は、エネルギー発電実証用のレーザー核融合発電炉へ向けての段階に来ている。発電炉用に必要なレーザー性能は、波長:0.35 μm(基本波の3倍高調波)、出力:MJ程度、繰返し率:10 Hz程度、効率10%以上である。
Mercury
半導体レーザー励起固体レーザー(DPSSL: Diode Pumped Solid State Laser)技術を基に設計され、最高出力を得ている。
システム | 多重パルス増幅 | ||
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結晶 | Yb:S-FAP | ||
パルスエネルギー | 基本波(波長1047 nm) | 65 J/Pulse | |
2倍高調波 | 32 J/pulse | ||
繰り返し周波数 | 10 Hz |
繰返し率10 Hz、レーザー出力エネルギー50 Jで30万ショットの安定駆動を実現している。
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