もしかすると、紫外線ほど女性に嫌われている電磁波はないかもしれない。美容品や日傘などでUVカットという表記をよく目にするが、このUVこそUltraviolet(紫外線)のことである。紫外線はタンパク質の変質により、肌の加齢やDNAのダメージを引き起こすのだ。
このような紫外線の性質を知り、現在私たちが対策を打てるのは最初に紫外線を発見した人のおかげだといえる。そうでなければ、私たちは見えないものに攻撃されながら生活していかなければならなかった。
紫外線はドイツの物理学者ヨハン・ヴィルヘルム・リッターによって発見された。リッターは筋肉の電流による収縮やめっきの研究、水の電気分解をするなど、電気物理や電気化学の分野で活躍した人物であった。
1800年にハーシェルによって赤外線が発見された事をきっかけに、可視光の反対側の領域にも同様に見えない電磁波が存在していると考えた。ハーシェルが温度計により赤外線を発見したのに対し、リッターは得意の電気化学の知識を用いて紫外線を発見している。
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