シャッターを押している途中でカメラを動かしてしまうことを「手ぶれ」と呼ぶ。写真を撮影する際、手ぶれすると像がぼけてしまう。この手ぶれの発生条件は、レンズや撮影条件によって変わる。例えば、望遠レンズを使用しているときは、たとえ僅かなずれであっても、大きな影響が現れる。撮影速度が遅い程、ぶれの生じる可能性が大きくなるので、暗所の撮影ではぶれが生じやすい。また、撮像素子が小さくなる程、ぶれが相対的に大きくなるので、35 mmフィルムカメラに比べると、コンパクトデジタルカメラなどでもぶれの影響は出やすいと言える。この手ぶれがあっても写真がボケないようにする機構を、手ぶれ補正機構と呼ぶ。主には、(1)電子式手ぶれ補正と(2)光学式手ぶれ補正が採用されている。以下にそれぞれの仕組みを説明する。
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