半導体レーザー用マウント・ドライバーの選定

ファイバーレーザーを作成するためにファイバーピグテールLD(またはLD module)を購入する場合は、ピンの接続図を確認し、パッケージに合ったマウントを選定しなければならない。同じパッケージでも各ピンにアサインされている極が異なると使用出来ないこともある。
また、仕様で定められた最低・最大電流をに適合した電源コントローラ、TECコントローラを選定しなければならない。

静電気(ESD)対策

LDは静電気に非常に弱い。人体にたまる静電気は 100〜数1000 Vに及ぶが、半導体レーザーは通常、2〜3 Vで駆動するため、帯電した体で半導体レーザーに触れると半導体レーザー素子が破壊されてしまう。
そのため、静電気放電(Electro-Static Discharge:ESD) リストストラップを身につけるなどして静電気の放電を除去しなければいけない。その他、導電性マットを敷くのも有効である。

半導体レーザーのデータシートには、ESD Damageという形で静電気に対するパラメータを記載している場合がある。例えば、3SPGroupの 14Pin Butterflyパッケージの半導体レーザー(2000CHP)では、ESD Damageが 1000 Vと記載されている。

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