誘導ラマン散乱は、光ソリトンと組み合わさることでソリトン自己周波数シフト(SSFS:Soliton Self Frequency Shift)と呼ばれる現象を引き起こす[1,2]。パルス幅が1psより短い基本ソリトンでは、スペクトル幅が十分に大きく(パルス幅とスペクトル幅の間にはフーリエ変換の関係ある)、パルス内で誘導ラマン散乱を生じ、短波長成分が長波長成分を増幅する(短波長成分のエネルギーが長波長成分に連続的にシフトする)。この過程は光パルスがファイバーを伝搬する間起き続けるため、ファイバーを長く伝搬するほど光ソリトンは長波長側へシフトする。この現象がソリトン自己周波数シフトである。

引用:西澤研究室、名古屋大学

 

波長1.0 μm帯のモード同期レーザーを用いて生成されたソリトン自己周波数シフトの様子 [3]

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