超短光パルスが正常分散ファイバー中を伝搬すると、群速度分散(GVD)が与えるチャープと自己位相変調(SPM)が与えるチャープが同方向のためパルス幅は広がる。パルス幅が広がるにつれて、光波破壊(Optical Wave Breaking)が起こりパルスの裾に振動構造が現れるが[1]、適切な条件が満たされた光パルスは光波破壊を起こさずに伝搬することができる[2]。
このようなパルスは放物形状[3]をしており相似形を維持して伝搬するため、self-similarパルス、またはsimilaritonパルスと呼ばれている[4]。
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