
偏光コントローラは、1/4波長板や1/2波長板といった偏光を制御できる素子で構成される。ファイバー型偏光コントローラは、光ファイバー中の楕円偏光を、任意の偏光状態に変換することができる。ファイバー型偏光コントローラは、バルク型、パドル型、インライン型と大きく3つに分けることができる。
(1)バルク型
バルク型偏光コントローラは、図1に示すように、一旦光ファイバーから光を空間に出して、バルク型の1/2波長板及び1/4波長板を用いて偏光を制御する素子である。制御性が高く、温度安定性が高いが、結合損失が発生してしまうため挿入損失が高くなってしまう特徴がある。
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