偏光ビームスプリッタ(Polarizing Beam Splitter: PBS)は、入射光をS偏光とP偏光を分離する光学素子である。平板ガラスのプレートタイプと直角プリズムを合わせたのキューブタイプがある。スプリット面に誘電体多層膜コートが施されている。
プレートタイプ
透過光が屈折のために光軸がずれてしまうが、比較的大きなサイズで作成でき、軽量、安価である。
キューブタイプ
二つの直角プリズムを張り合わせたタイプで、片方のプリズムに電体多層膜コートが施されている。重量が大きいためにサイズの制限があったり、コスト高になってしまうが、光学系の小型化が可能になる。また、キューブタイプの特徴は、透過光と反射光に光路長が同じことが挙げられる。
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