著者:住村 和彦(J-GLOBAL:200901089794489130


OptiVideo 配信 【レーザー基礎】5.各種レーザー ファイバーレーザーの特徴

ファイバーレーザー の歴史

1961年 Nd添加ガラスレーザー(E. Snitzer)
1964年 Nd添加ファイバーレーザーによる光増幅(E. Sntzer)コア径10 μm、長さ1 m
1970年 SELFOC分布屈折率型ファイバーレーザー連続発振(NEC&日本板硝子)光通信用ファイバーレーザーの研究の時代
1991年 H. Po Nd添加矩形断面クラッド励起+LDバー励起 → 5 W出力
1995年 A. Tunnermann, Nd添加ファイバーレーザーD型断面 → 9.2 W出力A. Liu, K. Ueda, Nd添加ファイバーレーザー 矩形 → 1.9W出力
1996年 SDL Nd添加ファイバーレーザー → 110 W
2002年 Nd添加ファイバーディスクレーザー → 1 kW出力(UEC, Hoya, Hamamatsu)IPG バンドル化ファイバーレーザー → 1 kW出力以降、Yb添加ファイバーレーザーによる高出力ファイバーレーザーが商品化され、普及していく
最初のファイバーレーザーは、Snitzerによるもので、Nd添加ファイバーが用いられた。ファイバーのコア径は10 um、クラッド径は0.75 〜 1.5 mmであった。励起光源はフラッシュランプで、ファイバーはフラッシュランプに巻かれていた。

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