ファイバーブラッググレーティング(FBG)は、特定の波長の光を反射し、それ以外を伝送する光ファイバーの短いセグメントで構成された分布ブラッグ反射器の一種である。これは、ファイバーコアの屈折率の周期的変化を生み出す事で、固有波長の誘電体ミラーを生成することで達成される。したがって、ファイバーブラッググレーティングをインライン光学フィルタとして特定の波長を遮断する為、もしくは波長特異リフレクタとして使用できる。
Grating structure グレーティングの構造

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図:屈折率変化の構造。ユニフォームFBG(1)、チャープFBG(2)、傾斜FBG(3)、上部構造FBG(4)。

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図:次のコアにおける屈折率プロファイル、1)一様に正であるFBG、2)ガウスアポダイズFBG、3)DC変化の無いレイズドコサイン・アポダイズFBG、4)離散位相シフトFBG。

FBGの構造は、屈折率、または格子周期による違いがある。格子周期の違いとして、均一または傾斜、上部構造において局所的または分散的、がある。屈折率は屈折率プロファイルおよびオフセットという二つの主要な特性を有する。一般的に、屈折率分布は均一またはアポダイズであり、オフセットの屈折率は正またはゼロである。

FBGは以下の6種類の構造が一般的である。

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