光カプラは構造によって、空間 (バルク) 型、導波路型、ファイバー型 (光ファイバーカプラ) の 3 つに分けることができる。これら 3 種類の光カプラを下図にまとめた。

図:各種光カプラ。(a) 空間型、(b) 導波路型、(c) ファイバー型

図:各種光カプラ。(a) 空間型、(b) 導波路型、(c) ファイバー型

 

空間型

空間 (バルク) 型光カプラは、ハーフミラーやビームスプリッタ (ハーフプリズム)、フィルタ等の微小な光学素子を用いて作製される。分岐比は、反射面である誘電体多層反射膜の反射率等によって変えることができる。そのため広帯域で動作する広帯域カプラを作製しやすい。しかし、ファイバー型に比べて挿入損失が大きく、作製コストが高い。

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