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境界損失

光ファイバーのコアとクラッドとの境界面にわずかな凹凸があると、凹凸の部分から光が放射される。これが境界損失である。

マイクロベンド損失

光ファイバーの側面から不均一な圧力がかかると、光ファイバーの軸がコア径に比べて小さい曲率半径で曲がってしまう。こうした状態をマイクロベンドと呼び、これに起因する損失がマイクロベンド損失である。

曲げ損失

曲げ損失は、光ファイバーに大きな曲率が生じるとコア/クラッドの境界に入射する角度が臨界角より小さくなるため、光が全反射せず、一部の光が外へ放射されるために生じる。

接続損失

接続損失とは接続部で光が漏れたりファイバー同士の軸がずれたりすることで生じる損失である。原因としてコア径、クラッド径のミスマッチがあげられる。近年では融着接続の技術の進歩により、2本の異種ファイバーを低損失で接続することが可能となっている。

OptiVideo 配信 【光学の基礎】光ファイバーの特性 構造の不完全さによる損失