光サーキュレータの記号
光サーキュレータとは電子サーキュレータの動作に類似した特別な光ファイバ部品で、光ファイバ中で反対方向に進む2つ以上の光信号を分離するために使用する。光サーキュレータは3つもしくは4つのポートを持ったデバイスで、入ってきた光が次のポートから出るように設計されている。これはつまり、光がポート1に入力された場合、ポート2から放出されるが、放出された光の一部が光サーキュレータに対し反射されても、ポート1から放出される代わりにポート3から放出されることを意味する。光サーキュレータによって、単一ファイバ上での双方向伝送を実現することができる。光サーキュレータはその入力光強度と反射光強度の高アイソレーション、その低挿入損失のため、広く高度な通信システムと光ファイバセンサに使用されている。
光サーキュレータは非可逆光学系である。これは通過する光の持つ特性の変化が、光がデバイスを反対方向に通過する際には元に戻らないことを意味する。これはシステムの対称性が外部磁界等により、切断されたときにのみ発生する。ファラデー回転子は非可逆光学装置の一例であり、実際にファラデー回転子を用いて光サーキュレータを構成することができる。
参考文献
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Optical_circulator
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