光スイッチは、光路の切り替えやオン・オフを行う。光路の切り替えは、1×2光スイッチや多入力多出力の光マトリックススイッチなどがある。オン・オフを行うものは、1×1光スイッチと呼ばれる。
スイッチング方式には、機械型、電子型、全光型がある。それぞれについて簡単にまとめた。

機械型

プリズム、ミラーや光ファイバーを機械的に移動するタイプ。スイッチング速度は数ms以上で低速であるが、構造は簡単である。特徴として、低損失、低ストロークである。
MEMSと呼ばれる半導体微細加工技術を用いるスイッチもある。MEMSを使ったスイッチでは、光ファイバー断面と同等のサイズの微小ミラーを可動させることで光路を変更する。

電子型

電子型には、電気光学効果、磁気光学効果、音響光学効果、熱光学効果または半導体ゲートを利用するもので分類できる。

電気光学効果型

2×2光スイッチは、EO変調(LN変調)の強度変調を利用したもので、電界により光のオン・オフする光ゲートである。電気光学効果により光導波路カップラの結合長が変わる。その結果、スイッチングを行うことができる。
切り替え動作が非常に高速である。

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