【Cohrent four beam combination toward a dream laser】
 マルチチャンネルのフラッシュランプ励起増幅システムでは、ランプ励起で増幅器毎に異なった熱歪みが生じるので、チャンネル毎に異なった波面歪みが生じている。そのため、単純にビーム結合しても、コヒーレント結合することはない。しかも、位相のズレは時間的、空間的に変化し続けているので、これらを計測して位相同期させることはほとんど不可能である。瞬時的に時間・空間位相を空間に記録して、そのリトロー反射を可能にするPhase Conjugation Optics が実現すれば、本当の意味でマルチチャンネルビームのコヒーレント加算を、光を増幅しながら可能とする”夢のレーザー”ができる、というのが Kong さんの考えで、韓国の最高レベルの大学院大学 KAIST で研究を指導してきた。Kong さん自身は米国ロチェスター大学などで働いていたときに、大統領直轄大学院大学 KAIST が創設され、海外で活躍している韓国人研究者を教授とした時に、創設に尽力した顧問に要請されて韓国に戻った。その結果、韓国における大出力レーザー開発、レーザー核融合研究の中心として活躍してきて、数年前に退職したが、その後も韓国、中国の大学を兼任して、研究を継続している。

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