フェムト秒レーザーを使った屈折矯正手術では、角膜内の集光点でプラズマ爆発を起こすが、フェムト秒(1000兆分の1秒)では熱の発生はなく空洞が形成される。その空洞の連結でミシン目のような切断面を作る。

LASIK

一般的にLASIKでフェムト秒レーザーを使いフラップという蓋が作成される。角膜のフラップ作成後、エキシマレーザーで角膜を削り形状を変化させる。

ReLEx(リレックス)

ReLExはフェムト秒レーザーのみを用いる屈折矯正である。角膜のフラップとレンチクル(シート状の角膜切片)を作成し、レンチクルを摘出することで角膜形状を変化させる。

フェムト秒レーザーで屈折矯正手術が可能となる条件は、繰り返し周波数:500Hz、極小スポット:3.0μmである。

ReLExには2つの手術方法がある。

FLEx(フレックス)

LASIKに似た手術法で、フラップを作成したのち、レンチクルを除去する方法である。

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