赤外吸収
赤外線領域の吸収はSiO2の分子振動(格子振動)に起因する。これを赤外吸収(分子振動吸収)と呼ぶ。
紫外吸収
紫外領域の吸収はSiO2の電子のエネルギーバンド間の遷移に起因する。これを紫外吸収(電子遷移吸収)と呼ぶ。
レイリー散乱
レイリー散乱は光の波長よりも小さいサイズの粒子による光の散乱である。これは製作途中の溶融石英ガラス中に生じたランダムな密度揺らぎがそのまま固定化されることに起因する。密度の揺らぎによって屈折率が局所に揺らぎ、光があらゆる方向に散乱されるのである。レイリー散乱による損失はλ−4で波長に依存し、短い波長の光に対して大きな影響を与える。この損失はファイバーに固有のものであり、ファイバー損失の最小値を決める。
無料ユーザー登録
続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
- @optipedia.info ドメインより登録の手続きを行うためのメールをお送りします。受信拒否設定をされている場合は、あらかじめ解除をお願いします。
- Gmailをお使いの方でメールが届かない場合は、Google Drive、Gmail、Googleフォトで保存容量が上限に達しているとメールの受信ができなくなります。空き容量をご確認ください。