1. 光に関するノーベル賞受賞者・内容

ノーベル賞

年度 名前(国) 内容
1921 A.アインシュタイン(スイス、独) 理論物理学への貢献、特に光電効果の法則の発見 物理学
1923 R.A.ミリカン(米) 素電荷と光電効果に関する研究 物理学
1924 K.M.G.シーグバーン(スウェーデン) X線分光学の研究 物理学
1930 C.V.ラマン(印) 光の散乱の研究、ラマン効果の発見 物理学
1953 F.ゼルニケ(蘭) 位相差顕微鏡の発明 物理学
1964 C.H.タウンズ(米)、N.G.パソフ(ソ)、A.M.プロホロフ(ソ) メーザー、レーザーの発明 物理学
1966 A.かすれ(仏) 原子のヘルツ波共鳴の光学的研究法の発見と開発 物理学
1981 N.ブルームバーゲン(米)、A.L.ショーロー(米) レーザー分光学の発展への貢献 物理学
1981 K.M.シーグバーン(スウェーデン) 高分解能電子分光学の発展への貢献 物理学
1986 E.ルスカ(独) 電子光学、電子顕微鏡の設計 物理学
1986 G.ビニッヒ(独)、H.ローラー(スイス) 走査型トンネル電子顕微鏡の設計 物理学
1988 J.台前ホーファー(独)、R.フーバー(独)、H.ミヘル(独) 光合成の反応中心の三次元構造の解明 化学
1997 S.チュー(米)、C.コーエンータヌジ(仏)、W.D.フィリップス(米) レーザー光による原子の冷却と捕捉 物理学
1999 A.ズヴェイル(エジプト、米) フェムトセカンド分光学を利用した化学反応における遷移状態の研究 化学
2002 J.B.フェン(米)、田中耕一(日)、 生体高分子の質量分析法のための穏和な脱着イオン化法の開発 化学
2002 K.ヴェートリヒ(スイス) 溶液中の生体高分子の立体構造決定のための核磁気共鳴分光法の開発 化学
2005 R.J.グラウバー(米) 光学コヒーレンスの量子理論 物理学
2005 J.L.ホール(米)、T.W.ヘンシュ(独) レーザーを用いた精密分光学、光コム技術 物理学
2009 C.K.カオ(英、米) 光通信用ファイバー中の光伝達に関する業績 物理学

2.光に関する発明・発見

年代 事項 発明・発見者(生国)
300B.C.頃 光の直進、反射の法則 ユークリッド(ギリシア)
1590 顕微鏡の発明 ヤンセン(オランダ)
1608 望遠鏡の発明 リッペルスハイ(オランダ)
1620頃 光の屈折の法則 スネル(オランダ)
1660頃 光の回折現象 グリマルジ(イタリア)
1666 光の分散 ニュートン(英)
1668 反射望遠鏡 ニュートン(英)
1675 光の速度 レーマー(デンマーク)
1678 光の波動説 ホイヘンス(オランダ)
1729 光量測定の基礎 ブゲー(仏)
1752 雷の本性 フランクリン(米)
1757 色消しレンズ ドロンド(英)
1800 赤外線 W.ハーシェル(英)
1801 紫外線 リッター(独)
1801 光の干渉、三原色の説 ヤング(英)
1808 反射による偏光 マリュス(仏)
1815 太陽スペクトルの黒線 フラウンホーファー(独)
1815 偏光角の法則 ブルースター(英)
1816-19 光の回折、偏光の波動論 フレネル(仏)
1821 回折格子による光の波長測定 フラウンホーファー(独)
1845 ファラデー効果 ファラデー(英)
1845 螢光 J.ハーシェル(英)
1849 地上での光速度測定 フィゾー(仏)
1850 光速度測定による波動説の証明 フーコー(仏)
1856 レンズの5収差 ザイデル(独)
1858 陰極線の螢光作用 プリュッカー(独)
1859 スペクトル分析の基礎 キルヒホフ(独)、ブンゼン(独)
1861 電磁場の方程式 マクスウェル(英)
1861 光の電磁波説 マクスウェル(英)
1875 カー効果 カー(英)
1887 光電効果 ヘルツ(独)
1887 顕微鏡の理論 アッベ(独)
1888 電磁波の実験的証明 ヘルツ(独)
1895 運動物体の電磁光学理論 ローレンツ(オランダ)
1895 X線 レントゲン(独)
1896 ゼーマン効果 ゼーマン、ローレンツ(オランダ)
1905 特殊相対性理論 アインシュタイン(独)
1905 光量子仮説 アインシュタイン(独)
1912 結晶によるX線に回折 ラウエ(独)
1913 シュタルク効果 シュタルク(独)
1913 原子番号と元素の固有X線の関係 モーズリ(英)
1914 原子のエネルギー準位 フランク(独)、ヘルツ(独)
1915 一般相対性理論 アインシュタイン(独)
1915 水素スペクトルの微細構造理論 ゾンマーフェルト(独)
1916 粉末結晶によるX線の分析法 デバイ(オランダ)、シュラー(スイス)
1916 X線スペクトル、原子価の理論 コッセル(オランダ)
1924 ボース・アインシュタイン統計 ボース(インド)、アインシュタイン(独)
1926 波動力学 シュレディンガー(オーストリア)
1927 不確定性原理 ハイゼンベルグ(独)
1928 ラマン効果 ラマン(インド)
1931 電子顕微鏡 クノル(独)、ルスカ(独)
1934 位相差顕微鏡 ゼルニケ(オランダ)
1948 ホログラフィーの理論 ガボール(ハンガリー)
1954 メーザーの発明 タウンズ(米)ら
1958 レーザーの発明 シャーロー(米)、タウンズ(米)
1958 X線光電子分光法 シーグバーン(スウェーデン)
1960 レーザーの製作 メイマン(米)
1963 光学コヒーレンスの量子理論 グラウバー(米)
1964 化学レーザー ピメンテル(米)
1983 走査型トンネル顕微鏡の発明 ビニッヒ、ローラー(スイス)
1985 レーザー光による原子の冷却と捕捉 チュー(米)、フィリップス(米)
1988 マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析 田中耕一(日)ら
1999 光コム技術 ホール(米)、ヘンシュ(独)