超高速撮影(high speed photographing)とは

一般に短パルスレーザーとは,数psから数十nsのハルス幅を持つレーザーを指し,これを加工に用いた場合,その短いパルス幅のため,加工現象はきわめて短時間に終了するので,現象の実時間観察は容易ではない.しかし,加工精度の向上や機構の理解のためには実際の現象観察は非常に重要である.そこで,広くおこなわれているのが,高感度のイメージインテンシファイアと照明光との組合せによる観察であり,きわめて高速の現象を高い時間および空間分解能で観察することが可能となる.