「響―!すみれー!泳ぎにいかないかー!!!」

ホームルームが終わり、連れだって玄関に向かっていた二人に、ゆう子が背後から飛びついた。
「!…せ、先輩…!?もー!」

響が、才色兼備で3年生はおろか学校中の人気者のハイテンションアプローチをやんわりたしなめる。こういうことに未だ慣れないすみれはというと、対人関係で物怖じしない響に任せるしかない。

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